笠間焼の魅力を世界に発信する「大津晃窯」。
土の素朴さと手作りの温味に加え、現代的なアート感覚をマッチさせて、
魅力ある笠間焼きを創りあげるべく、
日夜、研究・努力を重ねております。

150年の歴史を誇る、笠間焼きの「陶」の芸
阿武隈山脈に囲まれた笠間は、「関東の小京都」といわれるほど、四季の変化にとんだ美しい田園都市です。ここに二百有余年前から、営々といとなまれてきた「陶」の芸が笠間焼きです。

江戸時代の安永年間(1772)に箱田村の久野半右衛門が、信楽の陶工・長右衛門の指導で陶器を焼いたのが始まりといわれています。明治には陶器商人だった岐阜生まれの田中友三郎が笠間に窯を持ち、東京をはじめ関東、東北などに販路を拡大し、笠間の名を広めました。

当時は、水がめ、すり鉢など日用雑器を登窯で焼いていましたが、ライフスタイルの変化に伴い、現在は、花器、茶器、そして食器等の生活用品から、飾り皿、壺、オブジェ等の美術工芸品に至るまで、幅広く焼かれるようになりました。その伝統が認められて、平成5年には国から伝統的工芸品の指定を受けました。

笠間焼きの特徴としては、笠間粘土の持つ渋さと、手作りの温か味が良く調和されたところにあります。
NEWS RELEASE
2025.04.15
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